空無日記

ゲームや創作や日常

初めてTRPGのシナリオを書きました

最近1本のシナリオを書き上げました。

 

創作企画の世界観を元にしたTRPGのシナリオです。企画原案は私ではないので世界観をお借りしての作成です。

 

初めて書いたので拙いところが多い多い。さらにかなりカロリー消費の高い作品にしてしまい、2回ほど気落ちするなど予想以上に前途多難でした。それでも楽しかったのは楽しかったです。自分の好きなシーンを入れられるのがなんといっても心地よい。

 

元々原案を出したのが2年前の6月で、仕事の都合が悪くなり引きずり続けて今に至ります。遅い。難産にも程があろう。そこはまあ自分自身の気質のせいでもあります。ゲームにうつつを抜かし創作をしていなかった時期がありました。気まぐれなんです。

 

しかし最近のゲームは多種多様なオート機能を搭載してくださるので、ぼちぼち創作に手をつけるかという気になれました。ありがとう色んなゲーム。

 

まあそんなことはどうでも良いです。

 

期間が長すぎるがきちんと完成させた。それが私としては重要ですね。今まで創作活動で作品を最後まで作ることがなかったのでこれはもはや快挙です。

有難いことに2回もシナリオを回していただける場を設けることが出来ました。参加者様には感謝です。

 

先程も書きましたが、筆が乗った時や頭が冴えてる時にしか創作に熱を出せない人間なので、制作期間はかなり長め。熱が出た時に一気にやるタイプです。1つアイデアが浮かぶとポンポンと連鎖してアイデアが浮かぶことがあります。その波に乗ったままシナリオをゴールへと導きました。

 

そして1つ気づいたことがあります。

私はシーンの合間を繋ぐことが下手なことと、問題解決法が思い浮かばないということを。

 

これがTRPGのシナリオなら許されますが(勝手に探索者達が繋いだり自分達の技能で解決するため)、小説ならば致命的な問題です。おそらく。小説を書いたことがないので暴論になりますが。

 

シナリオの致命的な部分は探索者のダイスに委ねる所ですね。もしかしたらシナリオ通りに進まないかもしれない、そこがTRPGの醍醐味なので味の1つとして楽しむしかありません。世界も狂っているから多少狂っていても許されたいですね。

 

まあこれらもどうでも良いです。

 

セッションが終わったらpixivかどこかに公開しようとは思っているんですがシナリオの紹介をします。

 

題名『オモチャの箱庭と夢見の街』

おおまかなあらすじ。

探索者は「とある森で行方不明者が続出している」という噂を耳にする。真相を確かめるため森に向かうと、そこにあるのは廃れた小さな街だった。

 

ざっと紹介するとこんな感じです。

2年前の原案からあらすじは変わりません。

よく2年間も放置してましたね。

 

『このシナリオで伝えたいことが生まれたから書き上げた。』

今思えばこんな気持ちで筆をとった気がします。

直接言葉にするよりも、物語の中で何かを伝えられると思ったんでしょう。完成したシナリオを眺めては「いや、ちょっと伝わらなくないこの描写?」と不安になっておりますがそこはそれ。GM・KPの力量でカバーしてほしいです…頼みます……。

 

今回のシナリオを簡単に説明するならば『トロッコ問題』。ソレに様々なテイストを加えて少し複雑にしてみたもの。シナリオを作った人間の性格が悪い。

 

 

長くなってきたので今回はここまでにします。

次回の更新は覚えていたら明日です。